名機 TWIN POWERとCERTATEに足りないモノ

 オフショア、ショア問わず、ソルトのリールとして20 TWIN POWER、21 TWIN POWER SW、19 CERTATE、21 CERTATE SWを名機だと言って異論のある人は少ないと思います。セルテートSWを除いて、すべて使ってみて本当に良いと実感しています。堅牢であるということは、ソルトのリールにとって重要項目のひとつ。ただし、PE1号以下の釣りでは、リール自体が持つ感度が大事になるような場面が存在するので、全てにおいてベストとは言いません。

どちらがいいか非常に悩むのでよくスペックを比較します。ダイワがLTコンセプトを導入したので型番は大体同じと思っていても、なんか違うなあと思うことがしばしば。わからないので私が良く使う4000番、5000番で比較表を作りました。

タイトルにある足りない は、機能、性能面ではなく以下のようなことです。


ボディの大きさはさまざまなので、スプール径 51,52mmを4000番、54mmを5000番として見ると…


〇4000番台のラインナップに乏しいCERTATE

TPがSWも含めて6機種あるのに対し、セルテートは、LT4000-CとCXHの二機種のみ。しかもCなのでボディが小さく、自重も235gと軽量。実際、LT4000-CXHを使ってみれば、ボディが小さいからパワーがないというなことは無く、むしろTP4000MHGより巻ける感じはします。ハンドルが5mmも長いのでその恩恵かも知れません(そのせいもあって4000MHGのハンドルを57mmに変更したくらい)。しかし、重さと剛性、耐久性はある程度関係すると思うので、ボディサイズがもう少し大きく1mを超える巻上長の4000番のセルテートがあってもいいのでは?と思います。その辺は5000番を使ってくださいというのがダイワの考えかも知れませんが、私は、PE1号、1.2号を使うなら4000番が使いやすいと感じています。1.2号を使っているブレードジギングでTP SW4000XGに至ったので、セルテートでもそういう型番があれば面白いな と思います。


〇5000番はSWだけのTWIN POWER

一方、TPは、5000番の汎用機が存在しません。C5000XGは4000番スプールです。ナスキーのC5000XGとかは54mmの5000番スプールなので、ダブルスタンダード状態で分かりづらいですね。一方、セルテートは、コンパクトボディのLT5000D-CXH 250gから SW 5000-XH 385gまで選び放題。PE1.5号までなら汎用機かSW4000を使ってね というのがシマノの考えなのでしょう。スプール径54mmの汎用TPの需要もあるんじゃあないか?とは思います。


〇こんなCERTATE、TWIN POWERがあったらいいな


23セルテートは出るのでしょうか。まだまだ現行として文句のない性能だと思いますので、特に期待はしていません。それよりセルテートSWの4000-XHが追加機種で出たほうが興奮しそうです。カルディアSWには4000-CXHが存在しますが、300gを切ったコンパクトボディなので、Cじゃない4000のセルテートSWが出たら買うと思います。

TPの真の5000番は、あってもいいなくらい。TP SW4000、5000があるので、そこまで欲しいとは思いません。

とか妄想しつつ、まだ来てないだけで22ステラC5000XGを注文しているので、セルテートSW 4000-XHが出ても買うわけないです。周りに超すすめて使わせてもらいますw


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