ステラは本当に安いのか検証 22 STELLA C3000MHG

 届きました。恒例のラウンドノブへの変更も完了。元々ついているTノブが全くガタツキが無いのにくるくる回るという見事なアッセンブリで、シムを細かく調整し、なんとか同レベルでつけられたと思います。


新潟遠征で使ったPE 0.8号(Super X-wire 8)200mがあったので、使った50mを捨てて150m巻いてみました。10m毎にカラーが変わり、1mの黄色マーキングが入ると、こんな感じの見た目になります。超密巻きだとこういうグラデーションになるんですね。どこかで見た感じだなと思ったら、ヴァルナのダブルチャートコノシロっぽいと気づき一緒に撮りました。

こんな記事↓を書いておいて、買わないはありえないないですよね。


◎ステラは本当に安いのか検証

今回、18ステラ 3000MHGを売ったらかなりの金額になり、↑のステラはストラディック+5,000円くらいの値段で買えたことになります。実際は、2月にもリールを売っているので、売った金額のほうが上回っています。それにしてもものすごいリセールバリュー。生産の終わった18ステラでさえ、需要に対して台数が足りていないということですね。

一度新品で入手すれば、4年毎にストラディック+5,000円くらいの値段で新しいモデルが手に入る。だからステラは安い。と言えなくもないですが、ちょっと乱暴なので、本当に安いのか検証してみます。


・単純比較

キャスティングの販売価格を見てみると、ステラC3000MHGは78,144円で、おなじ型番のストラディックは21,560円。ステラはストラディックの3.6台分です。


・4年後に売却する場合の現在価値で比較

ステラを4年後に売って、購入価格よりストラディック+5,000円だけ安く売れた場合、売値は78,144-21,560-5,000=51,584円

4年後に得られるお金を現在価値(割引率4%)にして、今のステラが実質いくらで買えるのかを計算すると、34,050円になります。

ストラディックのリセールバリューがステラより低いとは言え、4年後でも1万円くらいで売れるみたいです(メルカリ調べ)。手数料等も考慮して計算すると、ストラディックは実質13,867円になりました。

4年後に売ることを考慮すると、ステラはストラディックの2.5倍くらいの値段と言えそうです。ただし、メンテナンスなどにかかる費用は同じというのが条件です。メンテ費用や部品はステラのほうが高いですが、耐久性はステラのほうが上なので、同じとしちゃいます。↓に年間のメンテ費用を反映すれば出ますけど、正確な予想が難しいので省略です。


割引率は、つみたてNISAとかで4%くらいの年利だったら可能だろうという事で4%にしました。

・検証結果

リールとして8万円は間違いなく高いが、データを使って「安いから買うよ」と家族に言い訳することは容易。

比較対象がストラディックですが、リセールバリュー、得られる幸せとキャッシュフローをしっかり考えると、一番お得なのはツインパワーやヴァンキッシュ、セルテートあたりなんだろうなあ と記事を作っていて思いました。モデルチェンジのタイミングとか関係しちゃうので、その辺の読みが必要ですが、ステラはほぼ4年毎だし、型落ちになってもあまり値段が下がらないという特性がある分リスクが少ないと言えます。

と、投資感覚で計算してみましたが、リールは投資じゃあないですからね。4年使ってぶっ壊れても、その分幸せな時間を過ごせればそれでいいと私は思います。投資だったらシマノの株を買えばいいわけで、結果論ですが、2018年に買っていれば22年には倍になっています。

18ステラに比べ落ち着いた感じの22ステラは、完全に見た目が好み。18 4000XGも22 C5000XGにします。3000MHGを売った分は手を付けていないので、4000XGを売ればおつりがきます。

機能的に22じゃないとダメ なんてことは、実釣ではまず無いとは思いますが、リセールバリューが高いというのもステラの性能と考え、最新のステラが最高のステラを実践します。

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