アジングをはじめよう ~タックルバランス(買っちゃった)編~



20180202追記
この記事は、今の時点で2番目の人気になっています。書いたときの予想もだいたいあってますが、
シマノが500番を出したこと、ダイワがLTコンセプトをうちだしたことで1万前後の軽量リール事情が多少変わってきました。

1万以下の軽量リールとしてシマノ ナスキー 500が出ます(2018年2月)。
巻き上げ量が69cm/1回転とC2000より多くC2000HGSより少ないとちょうどいい感じですね。500HGっていう昔の型番で64cmですからそれよりハイギア化しています。重さは175gと軽量です。
スペックは以下

ギア比:5.6
実用ドラグ力/最大ドラグ力(kg):2.0/3.0
自重(g):175
スプール寸法(径/ストローク)(mm):39.5/8
ナイロン糸巻量(号-m):1-150、1.5-90、2-70
フロロ糸巻量(号-m):1-130、1.5-85、2-60
PE糸巻量(号-m):0.6-185、0.8-140、1-110
最大巻上長(cm/ハンドル1回転):69
ハンドル長(mm):40



ダイワのフリームスがLTコンセプトになって軽量化しました。いままでの2500番が小さくなりLTじゃない表記をするのなら2250番くらいだそうです。3000番はいままでの2500番相当、2000番は若干小さくなったそうです。小さめに振り直して細分化したって感じですね。軽量化の恩恵を大きく受けているのは2500、3000あたりなのでしょうが、1000-2000も相当軽いです。
アジングに使えそうなのは、LT1000Sかな。ドラグ力が大きくて繊細なアジに向くのか不安ではあります。巻き上げ64cmは若干少ない気もします。

あと、シマノ竿にダイワリールという組み合わせはどうも好みじゃない・・・なんかリスペクトがない感じがするんですよね・・・

そんなこと言ってると資本関係まで気にしなきゃなんですけど・・・(そういえばシマノからG-Loomisが出ましたね)ソアレBBの対抗になるような竿をダイワは出しているのでしょうか 見てみます。

LT1000Sのスペックは以下。

巻取り長さ(cm):64
ギヤー比:5.2
自重(g):185
最大ドラグ力(kg):5
標準巻糸量 ナイロン(lb-m):2.5-100
標準巻糸量 PE(号-m):0.3-200
ベアリング(ボール/ローラー):5/1
ハンドルノブS交換可/ソルト対応
マグシールド/ATD/エアローター/タフデジギヤ



うーん、ソアレBBと同じ価格帯の月下美人アジングは古いままですね、最軽量611L-Sでも88g・・・先代のMX AJINGのショートロッドでとれなかったあたりがソアレBB604でとれるという経験をしてしまっているので、オススメはできないですね・・・
実際、月下美人は2本持っていてアジを追及する中で手放しちゃったんですよねえ。



「アジングをある程度やって、初心者向け に紹介したタックルを買った理由」

Soare BB Ajing S610LSと12アルテグラC2000HGS を買ってしまいました。。。

こいつを買う前、アジングスピニングタックルは2セットでした。自分のスタイルではジグ単とDS、メタルジグで釣ることがほんとです。DSとメタルはベイトフィネスタックルでやっていいるので、それで十分でした。
しかし、スピニングのDSにもベイトにはない良さがあるとわかりました。で、スピニングでDSをしてしまうとメバルプラッギングのタックルが無い状態。
裾野を広げる記事を書いて、初心者を誘おうにも貸せるタックルがないということにも気付きました。
・Tictの61ワンピースロッドはジグ単専用
・ブルカレ72TZはなんでもできるけど、DSかプラッギング
ここに追加するロッドとしてSoare BB Ajing S610LSはジグ単(1.5gか2gがほとんど)とDSができるはずなので最適でした。しかもそれが高いレベルでできてしまうだろうと。
これに組み合わせるリールとして、後述しますがバランスを考えて200g以下がいい。
しかし、大きな問題が。。。ラインです。ジグ単とDSは排他的、ジグ単にはエステルがいいし、DSは断然PEです。PEだと浮力が邪魔してジグ単をうまく扱えないんですよね、2.5gならなんとかって感じです。フロロならばどちらもできて初心者にはおすすめしていますが、20Mを狙うDSにはやはりPEの感度がほしい。
エステルとPEを使いわけるには、スペアスプールを買う必要があります(人に貸すことを考えているので固定的に使えないというのもあります)。
安価なスペアスプールで200g切っていて初心者が気兼ねなく使えるモノ、おかしくなってもなんなら自分でオーバーホールできるもの(コアプロテクトとか邪魔)。
そうすると13 ソアレBB C2000PGSSか、12アルテグラ1000S、C2000S、C2000HGSしかありません。縦の釣りが中心ですのでハイギアが欲しいとなるとC2000HGSの一択となります。
ということでこの組み合わせになりました。

まだ、実戦投入していませんが、今まで触った感じで本当にソアレBBアジングのロッドはよくできているので間違いはないかと。

あえてアルテグラは旧モデルにしていますが、新モデルの205gもギリギリバランスの範囲内かな と。思いっきりイジりたいので旧モデルにしました(もうアルミマシンカットのハンドルノブと2BB追加はしちゃいました)。
問題になるかなと思ったのは、15ツインパや16ヴァンキッシュと同時に使うのでフィーリングがとっても違うこと。ただ、リトリーブ主体ではないのと、手返しと掛けてからを考えてのハイギアなので問題にならないと思います。問題になってもグリスとかいろいろ考えてチューンする予定なので、それを含めて楽しみます。

よくよく考えると、今のコスパモデルはストラディックなのかな。あと5000円で軽さを買うためのストラディックCi4+といった感じでしょうかね。
12アルテグラと比較すると相当進化しているのがわかります。ラインローラーはクソですけどwww
たぶん18モデルでソアレやカーディフの軽量モデル(ラインローラーも改良版で)が出ると思いますが、コンプレックスなどの傾向から3万円台ではないでしょうか。
たぶんシマノは軽いのが欲しいなら金出しなを再構築したんでしょうね。そうしないと上位機種が売れないとかなんとかの理由があるのかもしれないです。


「タックルバランスの話」

やっと本題。よくヤジロベエみたいにしてリールの脚に近いところでバランスがとれていればOKみたいなやつ見ますよね?あれでいいんですけど、タックルの総重量が重ければ、それでもうバランスは悪くなります。ちょっとでも重心がズレたら後ろか前に重さがかかるので、微妙な重みの違いなんかフィールドではわかりません。
手をずらせばいいんじゃ?って話もありますが、実釣では風やポジション、コースによって意図的に穂先を下げたり上げたりもします。また、穂先にはラインテンションがかかっていて、そのテンションを感じとるのに重心の前後が重い場合、わずかな変化がつかめません。
だからアジングにおいてタックルが軽いというのはとっても重要です。バランスがとり易いからです。ロッドが短くなるほどそうです。ロッドが長くなるといくら軽量でも先おもりがあり、極端に軽いリールをつけてしまうと常にロッドが下を向いていないと辛いような状況になってしまいます。
それでも80gくらいまでのアジングロッドで使えるリールというのは200g以下だと思っています。よくダイワのフリームス2004がどうのという話を聞きますが、250gもあったら合せるのはシーバスロッドとかじゃないとバランスが取れないと思いますけどね。
ブルカレ72TZは長いですけど64gしかありません。で、手持ちのヴァンキッシュ155gとツインパ軽量化185gを付けて使ってみて、使いやすいのは後者でした。72まで長さがあるとそんな感じなんだなあと。

お金をかければ色々な選択肢がありますけど、安価にっていうのは本当に難しい。
Soare BB Ajing S610LS(もしくは604ULS)と12アルテグラC2000HGS
この2万ちょいの組み合わせ以外はほとんど思いつかないです。それなりのモデルと一緒に使って、十分使えるということを証明したいです。

追伸
今、ようやくロッドが届きました。なんと12アルテグラより若干重いほうが良さそう。S604ULSには12アルテグラでベスト。これは使って釣ったことがあるから間違いない。S610LSにはストラディックか17アルテグラくらいが合うかも!でも12アルテグラでも大丈夫って感じだと思います。
軽量化チューンはいらないですね。リールガード?バランサー?が付けられる余裕があるって感じです。




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