2023年 アジング(ジグ単)のリールについて考える

アジはバチコンで釣ることが多いので、20 LUVIAS FC LT2000S-XH、21 Soare XR C2000SSHGとハイギアのリールがメインになっています。ジグ単はあまりやらなくなったので、16 Vanquishと15 Twin PowerのC2000Sがあるだけ。
また、軽くなるのはいいのですが、剛性があがってしまうと感度が落ちるという問題があって、ジグ単のリールを新しくする気は起きませんでした。

息子とおかっぱりをするのに、小学生にハイギアでゆっくり巻けというのは酷なので、15 TPを使ってもらいましたが、195gあって高剛性の15 TPは改善の余地ありだなと思いました。基本的にリールは軽くなると高くなる傾向にあるし、20年以降のお手頃なリールでジグ単に向いているものは何だろうと考えています。

特殊なシマノの500番とかじゃなく、1000番ボディでモノフィラメント(エステル、ナイロン、フロロ)ラインの0.6号以下限定で超軽量高感度、その代わり壊れちゃうからPEは使わないで!みたいなモデルがあれば面白いのですが、さすがに出ないですよね・・・ロッドは極端なモデルとかあるんですけどね。

ここはデータから考えようということで、重さと実売価格を調べました。抽出条件は、特殊な500番を除くシマノとダイワの1000、2000番で巻取量が70㎝以下のものです。明らかに重いだろうというモデルは除いています。調べていくうちにジグ単用リールでプレッソやZENNONの名前も出てきたので追加しました。
抽出したものを、横軸を重さ、縦軸を実売価格としてグラフ化しました。
参考に16 Vanquish C2000Sものせています。



・黒囲いグループ
 最新の軽量リールグループ、5~5.5万円で145g以下です。文句なしのSPECに思えますが、すごく剛性が高いのでアジングにはいらないかなというのが、私の考え。軽さこそ正義で真剣にアジングをやっている場合は、選択肢に入るかもしれません。

・赤囲いグループ
 ミドルクラス軽量リールグループ。2~3万円で150, 155gです。上位機種が今年モデルチェンジしたので、1~2年以内に新しいモデルを出してくる可能性が高いです。普通に考えると買い時ではないのですが、アジングに関しては新しいリールが最良というわけではないので気にしません。150gを切ってでてくるのかどうかは気になりますが… VANFORDはSOARE XRより軽くて安い、ハンドルがCi4+ではないのに軽いということは、ボディーは5g以上軽いということですね。Availの40mm軽量ハンドルを持っているので、もしかしたら145gを切るリールになるかも知れません。LUVIASはマグシールドの巻き抵抗が好みじゃないというか…その負荷があるから一定のリトリーブができると言ってる人が多いもの知っているのですが…あとパワーもすごいし、バチコンにはいいんですけどジグ単には…

・青囲いグループ
 180gを超えてしまうと、今回のコンセプトから外れるので、21カルディアか22ミラベルか。ミラベルは1万円ちょいなのに175g、かなりいいですね。

・それ以外
 AbuのZENNON 1000Sは142gと軽量なのに実売3.3万円くらい。セールで3万円を切ることもあります。プレッソは管釣り用で巻きが軽くなっているそうです。やっぱりLUVIASではもっさりしすぎなんでしょうね…こちらも4万円を切って145gと超軽量です。ZENNONは品質面、プレッソは海水での使用に多少不安があります。

リセールバリューまで考えるとミドルクラス以上から。遊び心でミラベル。シマノ用軽量ハンドルを持っているので、140g前半にできることを考えるとヴァンフォードを買うかも知れません。
と、書いてるそばから15 TPが1.7万円で売れました。手数料、送料引いて1.4万円。んー、少しお金を出してVanquish?いやーいらんよなあ、でも1000SSSPG使ってから判断してもいいし…プレッソも面白そう…

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