東京湾サワラキャスティング タックル準備 2022

 東京湾のサワラがはじまりましたね。いきなり古いサワラキャスティングタックル準備の閲覧が増えているので、2022版を急遽書いています。

9/8（木）、9/9（金）と吉野屋では船で3本とまだまだな感じですが、これから盛り上がってくれるはず。6本すべてメタルマジックの釣果らしく、今年もメタルマジック無双は続きそうです。去年の開始時期には短期間ですが、ミノーをジャークする誘い出しがハマった日がありました。今はベイトが小さくミノーに反応が無いそうですが、船がとらえた群れのベイトや活性が関係しているはずなので、メタルマジックさえ持っていけばいい　というわけではないと思います。

◎ブレードジグ

メタルマジック（左）とそれ以外。メタルマジックはTG（30,40,60g）とショアの30g。季節が進んだら鉛の30gも普通に釣れる印象です。タングステンのほうが浮き上がりづらく深いレンジを長く引けますが、それを意識できていれば使い分けも可能です。ただ、今はベイトがすごく小さいみたいなので極小シルエットのTG 30gが強そうですね。ちなみにショアのほうがブレードが大きく、若干引き抵抗が強いです。

ブレードユニットを普通のメタルジグにつけたものは、実績順にギャロップアシストロングキャスト42g、ショアスキッド30g、タイジグスリム30gです。

交換フック 1/0、2/0

◎ミノー

絶対必要だと思っているのは、ヘビーシンキングミノーの1oz.クラス。ピンテールサゴシチューン28gがメインになっています。ビッグバッカーアンチョピード 84やFLITZ.28は、ブリブリ安定して泳ぎます、どちらも強いフックが元からついていて安心。サゴシチューンはそこまでブリブリせず、高速で動きが破綻します。ジャークやフォールでも釣れていて、食わせの間が多く、そのタイミングを作りやすいのが釣れる理由かなあ と思います。ただ、デフォルトのフックはあまり強くありません、バーブレスにするので可能であれば交換したいところです。

ジャークベイトは、売っていればブローウィン140S（イナダ、シーバスしか釣っていませんが…）、サイレントアサシンでも釣れると思うんですけど、ブローウィンがあるので出番なし。チャーター船で人気のルドラ、ヴァルナは、乗合船では飛距離不足に感じます。

◎スナップ

メタルマジック付属のクロススナップは、強度的に問題ないですが、使いづらいのでオーナーの#0を使っています。ミノーには鉄腕の#0 (65lb.)を使っていましたが、ダイワの強軸スナップ ワイド L (99lb.)を導入予定です。

クロススナップでミノー、ワイドスナップでブレードジグを使かうこともあるので、専用という使い分けではありません。

◎リーダー、メインライン

ブレードジグのリーダーはフロロ５号 （20lb.）でしなやかなものを。ミノーはナイロン6号。ラインを浮かせたいか沈めたいかで逆でも使ったりします。細めなので、スナップとの接続は、ニットノット+ハーフヒッチ 5回以上にして、できる限りサワラの歯で切られないようにしています。

メインラインはPE1.2号、高速巻きはラインの劣化が早いので、安価な150mを使って頻繁に交換しています。ベイトキャスティングの場合は、4本撚りのハリの強いコーティング系PE1.5号です。

◎ロッド

いろいろ使ってみて、↓のような感じです。

ボートシーバスロッドのML～MH、チューブラーでガイドが大きめなSLJ／LJロッドなどでできます。ロッドはリールほど選びません。挑戦したくて検索してこの記事を見つけた方は、とりあえずあるものでやってみることをお勧めします。

◎リール

シマノなら4000XG（C5000XG）、4000MHG、SW 5000XGあたりです。3000MHGも使ってみましたがちょっと遅い。私の場合、一番使いやすいのは4000XGです。ダイワはLT4000-CXHが巻取り99㎝でいい感じです。95～105cm/1回転のモデルがいいと思います、セルテートはパワフルですごく良かったです。もし、このレンジのリールが無い方は、用意されたほうがいいと思います。かなり釣果に影響します。

他の必需品は、

・スプリットリングプライヤー（ハサミ、針外し兼用）

・フィッシュグリップ（歯が鋭いので無いと扱いが難しいです）

・ナイフ（魚〆用）

・使い捨てキッチンクロス（サワラはいっぱい血が出るので余計にあるといい。海水でびちゃびちゃにして、クーラーボックスの魚に被せると海水氷で冷やすのに近い冷え方をします）

・フィルムタイプの絆創膏（ラインを引っかける人差し指に巻いて双方を守る。サワラの歯でケガをした時にも使えます）

・クーラーボックス（長いもの）

といったところです。