ボートキャスティング ラインシステムとスナップ

5月3日の経験で、自分の考えを整理できたの投稿します。

シーバスは経験上、PE0.6~0.8号に20~25lb.ナイロンリーダーというのがボートゲームの基本。ただしロッドの性能や釣り方によってはナイロンもよく使います。

沖の巨大ヒラマサを釣るわけではない鹿島のボート青物において、メインラインはPE1.5号(30lb.)リーダーは10号~14号ナイロン(35~50lb.)
リーダーに硬いものを使ってしまうと、キャスト時のトラブルになります。
リーダーの長さはスナップがトップガイドについた状態でリールに巻き込まない程度で1mくらいとかなり短いです。これでも乗るのでOKと今回判断できました。
12号(40lb.)でもOKで、10号でもいけるでしょう。

メインラインとリーダーのノットはシーバスと同じFGノットです。
(ノットアシストがないと編み込みはできませんが・・・)
通常、最後はメインラインにハーフヒッチをしてエンドノットですが、細いメインラインに巻き付けることによる傷などのマイナス面が気になっていました。今回、メインラインのハーフヒッチなしでもいける!と判断するのに十分な釣果でしたので紹介します。
編み込みは9回(手前から初めて手前で終わるので9.5回って感じですけどね)、編み込み終わったら一回ハーフヒッチをかけて、リップクリームをぬりぬりしてから締め込みます。メインラインにダメージがない程度に締めこんだら、リーダーのあまりとメインラインにハーフヒッチ9回、最後にエンドノット(3~4回巻く)をしてリーダーのあまりを切ります、このとき若干残して爪などでPEをガードしてコブを作ります。
出来上がりはこんな感じです(あまり綺麗じゃないですね、写真は1.2号の20lb.)。


今回、メインラインにナイロンも使いましたが、その場合、リーダーとの結束はオルブライトノットを使います。これはシーバスと同じ。

スナップを何にするか、リーダーとの結束はどうするか って結構考えますね。
本当にいろいろ試しています。

シーバスに関しては、スナップ:D-Snap Light、結束:パロマーノットで落ち着いています。パロマーノットはラインを2重にしたあと、一本のラインのように扱うと本当に強い結束だと思います。
しかし、10号を超えるようなリーダーの場合、あまりうまく締まった感じがせずいまいち信用していませんでした。船長に聞いてみたら「ただのクリンチノットですよ」と。
え、それでいいの?って感じでしたがそこは潮来釣具店の人だけあって村田式という最後にラインを戻さないパターンでした。大丈夫なの?って感じでしたが、これで全然OKということがわかりました。
写真は切ったラインのあまりにコブを作っています(信用しきってないのがわかるw)。
まず失敗しない、締め込みでラインが傷つかないところがとてもいいですね。


スナップですが、D-Snap Lightでは流石に弱い。これも船長推薦、ウォーターランド スーパースナップ #3を使っています。これが強いわりに扱いやすくルアー交換も楽。強いと指で開きづらいとかあるんですけど、これはないですね。このスナップだけどこでも売ってるのも納得です。これがどうかはわかりませんが、葛飾の工場とかで作ってるものもあるそうです。ソニックの話だっけな? シーバスもコレの小さいのでいいんですけどね。。。

このラインシステムであれば、ある程度ドラグを絞めたファイトでも複数匹あげることができます。ルアーやフックの強度のほうが追い付かないレベルのラインシステムだと思えたので、紹介しました。


これがないとFGできない・・・


家ではコレを使っています。PEを切っても解れないし、リーダーのコブを作るのも簡単。


安い、強い、伸びる。


使用頻度は低いものの2年使ったものでヒラマサ×9本。今回さすがひっくり返ましたが、あと2年使えるかも? 頻繁にシリコンスプレー(無溶剤、ドライタイプ)でコーティングして使うと持ちがいいです。値段からも他を買う理由がないです。興味でいろんなPEを使ってしまうけど、これが一番好き。

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