ゲーターマウント
どれくらい軽量になったんだろう・・・持った感じは半分くらいかな?重さもさることながら、小さくなった恩恵がでかいです。釣具を一挙に運べるようになったんで。
ルビアスのドラグがズルズルになって調整がうまくいかなくなってきたので、パーツ洗浄しました。ついでにドラグの仕組みを少し勉強。静止摩擦力、動摩擦力、粘性摩擦についてもおさらい(一応理系だからね)。
結果、リールメンテナンスオイルがドラグ部に入ってしまってずるずるなんだなと思っての処置。
ベアリング追加で滑り出しがよくなるとか言われてるが、実際そうなのか?と。
滑り出し=静止摩擦力より大きな力が加わったときだから、あんま関係ないんじゃないか?と。
むしろ滑り出したあとの性能が重要でしょ。だって滑り出しの力でドラグ調整するんだもん。
そもそもドラグってドラグワッシャーがスプールを押さえ込む力で調節してるわけで、スプールとワッシャーの摩擦力の変化がドラグの性能なわけだよね?
ベアリングが入ってるとか入ってないとかとは、安定性に関係してるだけだと思いました。(回転軸の摩擦はドラグ性能に影響しないほうがいいってこと。ここの説明は面倒だから割愛)。
静止摩擦力ってのは動摩擦力より大きく、動摩擦力は速度に関係なく一定。つまりスプールが滑り出して、そのときの力よりも小さくても動摩擦力より大きい力がかかる以上、スプールは回り続ける。では、なんでシマノのドラグはあんなに粘るのか(滑らかという表現がよく使われるが、俺の感覚は粘る かな)?
それは粘性摩擦の差だと考えました。そもそもグリスのような流体が入ってるってことは、粘性が上がるほど、運動速度に比例して大きな摩擦が生じるはず。
で、取り寄せました。シマノのドラググリス。
もう想像以上にねっとねっとです。
塗ってみたところ、ダイワなのに多少シマノっぽくなったよ。効き過ぎかなって思う部分もあるけど、それは使ってみないとわからないね。しかしかなーーーり変わるもんだね。ベアリングチューンはセットでやったほうがよりシマノっぽい。自転車やってると思うけどさ、シマノって摩擦の魔術師。ダイワとの徹底的な差はそこなんじゃね?と思いました。
ドラグ部分の性能を100&引き出すための技術なんかはぜんぜんダイワより上だと思う。廉価版のドラグ性能なんか相当違うよね。
スピニングのトラブルの少なさはダイワかな?って思ってるけど、たぶんもうそんなに差はないんだろうね。
コメント
トライアド(日本のキスラー代理店)の価格、MicMgが25000円って特別高い設定だとは思わない。そのくらいの価値は余裕であるしね。でもまあ日本のロッドが高すぎるんだろうなあ。だから安く感じるだけなんだろうね。