1226 東京湾バチコンアジング The Day
市川の江戸川放水路にある伊藤遊船 LTアジ乗合船にのって、バチコンアジングをやってきました。
40分くらいかけて、ポイントは木更津あたりでした。アジの量が多いのか、餌釣りの人は100を超える釣果。バチコンの私は40と報告しましたが、家で数えると持ち帰ったのがそれくらいあったので、小さくて逃がした魚を入れると50を軽く超える釣果でした。
型が良く引きが強くて楽しかったです。
今回、3タックル持って行ってバチコンで使えるリグをいろいろとやってみました。どれも釣果に繋がりましたが、意外なことにラインにシビアでまったくダメなラインがありました。
それは、よつあみの海藻ハリスです。濃い緑のラインですが、どんなリグでも海藻ハリスを使ったものには食ってこない。透明のフロロに変えるとすぐ食ってきたので、明らかに色付きフロロが悪さをしていました。澄潮で障害物や海藻などが少ない条件では、海藻ハリスは使えないんだなと。夜のバチコンではメインで使っていたのでコレは意外でした。
困ったことに海藻ハリスで作ってある仕掛けが結構あるので、それをばらして透明フロロにする作業が発生です。
もうひとつ好みの問題ですが、逆ダンは使いづらいです。ステイトをハーフヒッチでつなぐ感じが掴めないので、細いラインで長さ調整をするとちぢれてしまう。。。他にいろんなリグがあるので、あえて使うことは無いと思っています。
どのリグでも18~28gのシンカーを使いました。メインは18gでした。
あたりワームはチビキャロスワンプのUVアジキングシルバー。夜ばかりやっていたので、ワームのカラーは夜用が多く、ナチュラル系が極端に少ない。それでもケイムラクリア系であればなんでも食ってきた印象です。ドピンクは昼でも良かったです。
~ リグについて ~
・Down Shot
お絵描きしましたw
今はこんな感じに落ち着いています。ハリスの長さを書き忘れましたが、私は6cmでやっています。メインの仕掛けとハリス付針を作っておいて現場でリグる感じです。カワハギ仕掛けの応用で、すぐにフック交換できるのが特徴。幹糸とフックまでの距離が短く、感度に優れていて上あごにばっちしフッキングできバラシも少ないです。ゼロテンションで重みの変化をとって行くのは、正にアジングの醍醐味と言えます。重いシンカーで繊細なアジングが楽しめるリグです。欠点は狙えるレンジが決まっていること。宙吊りで使えないことは無いですが、ハリスが短いのでテンションがかかった状態でナチュラルに誘うのには向いていません。誘いはシェイク後ゼロテンションでステイ。ほとんどがステイ中のアタリです。
針はマルト(土肥富)のNo.9453 改良半スレ 叩 (茶) 6号か7号で落ち着きました。セミバーブでそれなりの強度があって安価、なんと100本入って572円。形状は一番掛りがいいと感じた袖針系です。茶針はノンコートで掛りがよく、フッ素系コートと遜色ない感じ。ただし錆には弱いので使い捨てです。このサイズの針を使いまわすことは無いと思うので、欠点はないと言っていいと思います。
幅を持たせて書いていますが、メインライン PE0.3号、幹糸フロロ1.2号、ハリス フロロ1号でほとんどやっています。今回、シンカーは18g通しでいけました。
ロッドはフック下が1.2m以上と長いので、7ft近くあったほうが扱いやすいです。アジングのロッドは長くても感度に優れたモデルがたくさんあるので、後述のベイトロッドより選択肢は多いです。キャスティングの負荷が10gくらいのものが合っていると思います。シマノでいうとLクラスのパワーです。一本、安価なモデルを上げるとすれば19 Soare BB S610L-S。このロッドの先代BB→現行Soare Ci4+と使っています。ジグ単をあまりやらなくなった今はメインになる一本です。Blue Current 72/TZのほうが使っていますが、メタルジグなどハードベイトまで考えると汎用性が高いというだけで、この釣りにはS610L-Sのほうがマッチしていると思います。
・Carolina
絡み防止パイプは無い状態で使っていました。ちょいちょい絡んだのでパイプがあったらストレスフリーだと思い付け加えました。
ハリスが長い分、DSほどダイレクト感はないですがステイだけでなく巻きで食ったりもします。今回、ボトムから3mに魚がいる時合いが長く、宙吊りができるこちらのリグがメインでした。
ジグヘッドはテトラワークスのスナイプヘッドSがお気に入りです。ハリスの長さでアタリの取りやすさが変わるので、食いがいいときは40cmもあれば十分だと思います。ジグヘッド交換で短くなっていきますが、30㎝くらいになっても気にせず使ったりします。
ジグヘッド交換用のスナップはつけていません。関係なく食うとは思いますが、ナチュラル感がなくなるような気分的なマイナスがあるので使いません。
シンカーは遊動式ですが、少しだけ動けばいいかなくらいに考えています。アジの吸い込みを邪魔せずダイレクトにラインに伝わることが目的なので、トラブルが増える方向で遊びを増やす必要はないかなと。
カウンターリールを持っていったので、ボトムをとらずともダイレクトに魚のいるレンジ、あたりがあったレンジを狙えましたが、東京湾では必須というわけではないと思います。自分もメインはScopion BFS XGにメーターマーカー付のPEという組み合わせにしたいと思っています。今はマーカーなしのラインなので、ハンドルの回転でボトムから何回転という図り方でしたが、カウンターリールを併用していたこともあり少し煩わしかったです。
少し前までバチコン専用のベイトロッドは、深いレンジをかなり重いシンカーを使ってねらうデカアジ用のものしか存在していなかったと思います。LEDIT DESIGNから、いつも拝見している湾奥遊園地の澤村さん監修のボートアジングロッドが出たので、さっそく買ってみました(出た直後のアマゾンポイントで買ったけど投入が今になった)。SKUAD SKC-ST66UL/L-AJING というベイトロッドです(TOP写真)。バチコン専用ではありませんが、正に東京湾ボートアジングロッドという感じで最高です。キャスティング負荷のMAXが10gでバーチカルは30gまで。今まで使っていたBlue Currentも同じようなパワーレンジですが、バーチカルを考慮していないので少し長く、バットが若干弱い感じがありました。SKUADは、この釣りを黎明期から作り上げてきた人の作った竿だなと実感できるものでした。
LTアジは子供でもガンガン釣れる釣りなので、今度息子(小1)を連れていこうと思います。お姉ちゃんは、小3から夜バチコンでガンガン釣っていましたが、船に弱いのと、小5になっていろいろ忙しいのでしばらく一緒には行けないかなと思ってます。
DS用
ロッド : Blue Current 72/TZ
リール : 17 Soare CI4+ 2000S HG
ライン : Armored F+ 0.3号 6lb. 150m yellow
Caro.用1
ロッド : SKUAD SKC-ST66UL/L-AJING
リール : Scopion BFS XG Left
ライン : PITBULL 4 0.4号
Caro.用2
ロッド : Blue Current 71 Bait Model
リール : バルケッタ 200HG
ライン : PITBULL 4 0.4号
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