グラップラープレミアム 150XG, 151XG買いました


ライトジギング、ほぼタチウオ用のリールを2つ買いました。プレミアムって名前は好きじゃないですけどね。
メインに使っていたバルケッタ200HGもグラップラー300HGも悪くはないですが、2つの欠点を補ってさらに新機能を盛り込んだのがグラップラープレミアムです。
まずバルケッタはカウンターリールとして秀逸ですが、ジギングのリールとしては剛性感が低い。ハンドルをシングルに替えて使いたいところでしたが、ボディがついてこない感じがあるそうです。スプール軸受けですらカラーでベアリングはわずかに3つ。
グラップラー300HGは、剛性はいいしマイクロモジュールギアで滑らか。この感じがあるのでバルケッタを不満に思ってしまうところもあるのですが、なにせカウンターがついていない。カウンターに慣れてしまうと ラインの色を見て水深を把握するのは、面倒な上に大雑把に思えてしまう。
そしてコレが一番欲しかった機能、フォールレバーと速度カウンター。フォールでしっかり食わせることは凄く大切。サミングよりメカニカルブレーキで一定の速度を維持したほうが釣れるのもわかりました。
一方タチウオは船長の合図と同時に投入した一発目のヒット率が高く、はやくレンジにジグを届けたほうが有利です。
この2つを実現するには、まずメカニカルブレーキを弱めて投入し、レンジ手前でブレーキを絞ってその時にあった食いのフォールスピードにする必要があります。
先日、これを実践してみましたが、カウンターやラインの進み具合で速度を判断して小さいメカニカルブレーキをいじってという作業はなかなか難しかった。しかも感覚に依存するところが大きく再現性が低い。それでも明らかに釣果には繋がりました。グラップラープレミアムにはフォールレバーでブレーキを片手操作し、フォールスピードを10段階で数値化されたものにあわせる機能が実装されています。お、今は4で落とすと食ってくるなとか思ったらそれを再現できるわけです。潮や魚の活性、ジグの種類でちょうどいいフォールの速度も変わりますが、数値化されているのでもう少し速くとか遅くとか数字でコントロールができます。
絶対にやらないと釣果が出ない!とかそこまでのものではないですが、自分の考えをルアーにのせて釣りたい私には必要です。


次に2つ買った理由。速度計が2つないとタックルを換えたときにフォールスピードを再現できないから がひとつ。巻きの速度をあわせる がひとつです。グラップラー300HGは巻き上げ長が84cm/1回転、バルケッタ200HGは70cm。スプールの大きさも違うからラインが出た状態だと結構な差があって、自分の感覚で調整しても同じようには扱えない。バルケッタは少し遅く感じるけど、剛性的には限界速度っぽい。グラップラープレミアム150XGは81cm ちょうどいい。ちなみにハンドルも60mmで2つの中間なんです。グラップラー300HGは青物とか見据えたワンランク大きなリールですから70mmシングルハンドルです。
長い時間同じウェイトを使う東京湾のタチウオジギングで、硬さの違うロッドに同じリールのタックルを2セット必要なのか?という疑問はあると思います。ローレスポンスジャークなのか跳ねさせるのか、そういったアクションはロッドで変えてやるのが私はいいと思っています。だから必要です。バサーの感覚からすると、持ち込むタックルは少ないしロッドは二万以下、リールも三万円と安価。もちろんもっといいロッドや、リールに関してはオシアカルカッタCTという六万円超の選択もありますが、今のところそこにお金をかけるより、二本、2台かなと。
右巻き左巻きと変えたのは、どちらでも同じようにワンピッチジャークできるので、疲れを分散したほうが楽とわかっているからです。はじめ、そんな感じでバス用のリール右左を使っていて良かったので導入しました。ジグが重くなると巻きが楽な右ハンドルって感じでしょうけどね。左に持ちかえる軽快さは捨てられません。

とまあここまで考えても釣果に直結するかはわからないですけどね。これで釣れたら楽しいのは確かです。懸念は、いろいろできるようになったのが裏目に出て外し続けることくらいですかね。そういった場合は迷いを消すためにブレーキを固定するとかそういう策も考えなきゃかも知れません。

バルケッタもグラップラーも手放さないので、また夏休み周辺でタチウオいきましょう!

2020年11月18日追記
ナカガーさんがコメントしたのをきっかけに見直し、誤字やつたない文章を修正しました。
この記事から2年以上経過して、タチウオのリールはこの二つとバルケッタFカスタム150DHの3台を使うことが多いです。バルケッタFカスタムは巻取量69㎝でより細かいピッチで誘う時、主に浅場用です、鯛ラバにも使っています。タチウオが捌き切れないくらい釣れる時期は他の釣りをして、冬タチの時期になったら、あの難しいアタリをかけていきたいと思っています。夏休みとかみんなでやるときはまた別の話ですが。


コメント

naka さんの投稿…
はーい。行きます。
ゆ♨ さんの投稿…
ん?どうした?
ゆ♨ さんの投稿…
2018年の記事よ? でも行きましょうね。

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