子供とエリアトラウト タックル準備

 我が家の場合はアジングのベースがあるので、ルアーだけ用意すればいいやと気軽に子供とエリアトラウトに挑戦しました。しかし、ルアーを集めるうちに興味本位でベーシックなエリアトラウトロッドを買ってしまいました。

マイクロスプーンで乗せ重視のものを買ったからかも知れませんが、使ってみたらこれがベースにはならないのでは?という疑問が浮かびました。なので、子供とエリアトラウトをやる場合、どんなタックルがいいのか考察です。

余談ですが、今回調べていて本格派なる人たちのコメントが突っ込みどころ満載で多少ストレスになったので吐き出させてください。エリアトラウトの本質はスプーン、フェザーや豆ルアーは初心者用で邪道、とか色んな記述を見ました。スプーンの奥深さに振れて、本格的な釣りを…本質は…とかとか、いやいやエリアトラウトって時点で本格的な釣りじゃないので、それ言うなら渓流や湖に行けばいいんじゃないの?と。もしくはフィールドにステップアップするためにエリアで身に着けるべきことを説くとか。ステラを買う時にお世話になっている潮来の釣具屋のおじいさんは商売上の戦略って明確だから別にいいんですけど…。エリアトラウトにトーナメントがあってプロが存在することも知っていますが、そこを目指すのは釣りの小さな側面のひとつでしかない。管理釣り場には釣りの入り口という素晴らしい役割があります。子供たちや初心者が快適に楽しく釣りをする環境づくりこそが本質だと思うし、本格派?はそういう方向で盛り上げてほしいです。体力がなくて仕方なくエリアトラウトをやっているおじいさんたちは、子供、初心者へのホスピタリティを忘れないでください。



◎ロッド

初心者向きのエリアトラウトロッドはリトリーブで掛けた後、オートマチックに釣れるようなロッドが多く、それはそれで面白いのですが、キャスト性能を犠牲にしすぎてるというか、使いづらいと思いました。また、リトリーブの釣りには対応しますが、それ以外の釣りをしたい場合、別のタックルが必要で守備範囲が狭すぎると思います。

今のエリアトラウトはスプーンさえ投げていればいいと言うほど甘くないそうなので、リトリーブじゃない釣りにも対応したロッドをはじめから買ったほうがいいのではないかと。

・ティモン ティーコネクション コンフィー TCC-S60L-E

スプーン、クランク、縦系とオールマイティーに使え、エステル使用を前提としたエントリークラスのエリアトラウトロッド。他にエントリークラスで似たようなものも探してみましたが、見つかりませんでした。たぶんメジャクラやパームスを良く調べればそういったモデルはあるのでしょうが、情報が少なくてわかりませんでした。

私は、柔すぎるトラウトワンAS S60XULを手放して、これを入手予定。余計な出費になりますが、エントリー価格帯にこういったロッドがあってよかったです。

・23 ルアーマチック トラウト S60UL

23 ルアーマチック トラウト S60ULもいいなと思いました。なんといっても安い。すごくシンプルな作りでスレッド単色、G-Loomisみたいです(シマノ傘下だからか…えらい値段は違うけど)。ただ、エステル専用とかではなく、ULまで強くすればハリがあって投げやすく、縦系にも使えるであろう というくらいのもの。逆に言うと懐の深さでラインを選ばす使えるのかも知れません。

・23 ソアレBB アジング S58UL-S

比較的曲がるアジングロッドはきっといいと釣りをしているときに思いました。ソアレBBが23AWモデルになって進化。自重は、S58UL-Sは53gしかありません。 私は手持ちのコルトUXを使うのでいらないのですが、もしアジングもやりたいけどエリアから挑戦したい人なら、超おススメです。触っていないので想像の域を出ませんが、エリアトラウトにも高いレベルで対応するはずです。1万ちょいするのでルアーマチックに比べると高いですが、子供と2本必要という場合、一本はこういったモデルにしたほうが釣りの幅は広がると思います。


◎リール

リールはネットに書いてあることそのままだと思います。1000~2000番で巻取りが70㎝以下/1回転、軽ければ軽いほうがいい。調べると、低価格帯では↓の一択ではないでしょうか。

・23 レガリス LT2000-P

9,000円切って重さが175gしかありません、すごい。アジングほど重さにシビアではないのでしょうが、6,000円で200gくらいのものを買うなら、25gに3,000円出しましょう。シマノのロッドにダイワのリールを付けたくない派の人は、もう少し高い180gのミラベルC2000Sになっちゃうかな。重さをあきらめて22サハラとか。


◎ライン

子供が使うのでトラブル前提、安価なライン以外をはじめに巻くことはできないので、ナイロンかエステル。飛距離と感度でエステル、乗せやすさ、丈夫さと扱いやすさでナイロン。子供が使うことを考えるとナイロンかな と思うのですが、対応範囲が広いのはエステルです。エステルは、親が扱いに慣れていないと厳しいかも知れませんが、ある程度伸びる扱いやすいモデルが増えていて敷居は低くなっています。

他に気を付けたいのが、カラー。子供は目が良いからと透明なラインを使ってみましたが、全然見えないと言われました。子供用には、視認性重視でラインを選んだほうが良さそうです。

・鯵の糸ラッシュアワー 200m

エリアトラウト用のしなやかエステルラインでもいいのですが、80mとか100yd(91m)とか一回使い切りが多いですね。どうせ中身は似たようなものなのでアジング用で量が多いもののほうがお得です。200mあれば66mで3回使えます。


◎スナップ

リーダーが無いシステムでは結びなおせばいいだけですが、リーダーを使う場合は、スナップで交換したほうがリーダーを結びなおす手間がないです。

・オーナー 耐力スナップ P-20 #000

溶接してあってトラブルが少なく強く軽い、欠点は入数が少なく高いところ。

・ヤリエ 558 イージーラインスナップ #00

220円で9個入っているのでP-20よりは安い。大きさは、P-20 #000 > 558 #00 で結構小さいです。

・強軸スナップ ワイド SSS

Sサイズ以下は使ったことがありませんが、標準的に使っているスナップなのでSSSもいいはず。


◎スプーン

手練れであれば、スプーンを使いこなしあらゆる状況に対応できるのでしょうが、初心者は、食わせは他のルアーでやりましょうというのが、今のエリアトラウトみたいです。だったらマイクロスプーンや食わせ系の色をはじめから用意する必要ないじゃんかと思いました。放流後の魚を狙った、2g前後のオレンジ系やメタル系カラーが3,4個あればいいのかなと。

経年劣化や使用による変形が少ないルアーだと思うので、中古で十分じゃないかと近くのタックルベリーに見に行きました。ロデオクラフトのNOAとか、有名どころが200円~300円で売ってました。フックも含めて2,000円あれば結構な数を揃えられます。


◎クランク

初心者は、一定レンジを引きやすいクランクがいいと言われていますし、うちの子もそうでした。使ったのはちびパニクラSR。もっと深いレンジも必要だと感じたので、DR-SSも追加で買いました。目的が食わせなのでカラーは地味目で半透明な感じなもを一つからでいいと思います。



◎縦系ルアー

バベルエース、バベコン、ブング、デカブングとかですかね。使用禁止のところもあるようですが、禁止じゃないところはスプーンより出番が多いのかも。フォールのルアーですが、ボトムステイ、ボトムバンプ、スイミングといろいろできます。ラインでアタリをとって掛けていくので、初心者向けリトリーブタックルではタイムラグがあって難しいんじゃないかと思います。

◎ボトム系ルアー

縦系が使用禁止の場合、ボトムミノーとか使うみたいです。持っていないのでこれから考えます。

◎フェザー

多くの釣り場で使用禁止のようですが、使えるところでは強いと聞きます。お守りとして買ってみましたが、スプーンで普通に釣れる状況だったのであまり出番はありませんでした。フェザクラなど例外もありますが、フック交換ができないので、実はコスパが悪いルアーなんじゃないかと。


◎フック

超重要ですが、どれがいいのか経験が少なすぎてよくわかりません。縦の釣りにはフロントフックになる#10、スプーン、クランクには#10~#6くらいで自分の持っているルアーに合わせて買わないとダメみたいです。試しに買ってみたSBL-27は、エステルでの巻きの釣りにあっているように感じました。

◎スプリットリング

これもフック交換の頻度を考えると必要。やはりルアーに合わせて。


他には、スプリットリングオープナー、フォーセップ、ランディングネット、バッカンorタックルボックス、ロッドスタンド、リーダーなどなど無ければ買わないとダメなものは結構ありますね。

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