0807 東京湾アジング バチコンで釣れない時間をどう攻略するか

 


息子(もうすぐ10歳)と深川 吉野屋からアジングに行ってきました。お盆休み前の月曜日だからか、私たち以外はコマセのお客さんが2名のみ。右舷独占という超贅沢な状態で釣りができました。結果は二人で39匹。いつものようにサポートがメインなのでほとんど息子の釣果です。

写真のやつ(私のはムツ)はそうでもないですが、尺アジが2匹釣れたし、全体的にカタが良く非常に楽しかったです。



船長が、お客さんが少なくて経験者ばかりなので、カタを狙いに行きましょうということで横浜方面へ(木更津のほうが釣れるがカタはよくないとのこと)。

はじめに写真のストラクチャー周辺をやって、いいカタのアジが釣れました。

次のポイントはオープンエリアでボトムから3~5mに反応ありとのこと。逆ダンや胴突きのゼロテンではほとんど釣れず、バチコン用天秤を使ったキャロでボトムから3~4mあげてポツポツ。

最後は、バース近くのポイント(キリンの日陰)。こちらも3m以上の反応との事でしたが、捨て糸1.3mのゼロテンで6本立て続けに釣りました。しかし、その後まったくアタリが無く・・・コマセのほうは順調。終了間際に秘策を投入したら3連続で釣れて、それで納竿となりました。

最後に船長と話をして、はじめのストラクチャー周りはバチコンのほうが良く、オープンエリアはコマセが良かったようです。お客さんが少ないので、カタが良くバチコンで良く釣れる場所も長くやってくれたように思います。また、息子の釣りを大絶賛してくれました。シェイク、ゼロテンションステイ、スローリフトアンドフォールをそのときの状況を探りながら繰り返し、バシバシかけていたので、それができない大人も多いと言っていました。

子供にとって難しいのは、長くて細い仕掛けや針の扱い、魚を外すなどで、魚を掛けることに関してはゲーム感覚でガンガン覚えていきます。


〇 LTアジ乗合い バチコンで釣れない時間をどう攻略するか

アジがボトムから2mの範囲内であれば、捨て糸の長さを調整してちょい投げして線で攻められるアドヴァンテージを活かしながら攻略するのがいいと思います。逆ダンでは0.3~0.5gのジグヘッドを使うことがほとんどですが、ジグヘッドを使わないエダス10cmくらいのダウンショット(胴突き仕掛け)は、東京湾アジングの黎明期から現在までずっと有効です。今回もほとんどそれで釣っています。

では、アジのレンジが底から3m以上でゼロテンで釣れない時ですが、私は以下のようなキャロをベイトタックルで使っていました。


標準的なバチコンの仕掛けだと思います。しかし、これだとコマセの人より明らかに釣果が落ちる、リーダーを0.8号まで落としても同じ。ジグヘッドを使っているのは、アタリを出すため、潮にワームをなじませるためなどなどありますが、一番の理由は、それが標準的で常識になっているから です。LTアジとの違いは何だろうと考えているうちに、バチコン天秤の先にLTアジの仕掛けを付けたらどうなるのか?と思いやってみました。仕掛けはこんな↓感じ。



一方にワーム、もう一方にはエサダマというソフトビーズを付けました。

結果3連発。これは有効と言わざるを得ません。しかもゼロテンで釣った魚よりカタがいい。ジグヘッドよりフックのロングリーダーのほうが食わせの能力が高い場面が確かにあるということですね。また、バチコンで釣れる魚のほうがカタがいい場合がほとんどですが、今回のように、デカいアジのレンジが高いときは、こういった釣り方が有効だとわかりました。

ここで、そんなのバチコン、ルアーフィッシングじゃないと言われそうですが、これが1.7mリーダーのシングルフックでワームを付けたらどうでしょうか。完全にルアーフィッシングだと思います。エサダマは?あれはワームと言っても差し支えないでしょう。その辺の釣りに関するこだわりは個人差があると思うので、やってみたいと思う人はぜひやってみて欲しいです。

私は、シングルフックで1号のロングリーダーを夜光ビーズ 金針仕様で何本か長さを替えて用意したいと思っています。

コマセの人は40号(150g)のコマセカゴを付けてやっています、竿もそれを扱えるだけの強さを持ったもの。バチコンの場合、オモリまでが垂直に立つ最低の重さでよくロッドは繊細で感度がいいので、そこが優位な点かと。この日は28g(7~8号)でいけました。10号くらいを付ければ大体どこでもいけると思いますが、船宿によっては15号以上を指定しているので、その場合はしたがってください。

釣り方は、ボトムをとったらレンジまで巻き上げてステイ、アタリがなければゆっくりリフトアンドフォールです。仕掛けが長く軽いのでかなりゆっくりがいいです。シェイクはトラブルにしかならないので我慢。

今回使った仕掛けは、


東京湾の場合、基本はゼロテンでの釣りなのでプレジャーボートやチャーターではバチコン仕掛けがあればいいと思います。LTアジの船は、極端に言えばコマセのお客さんが順調に釣れていればOKで、わざわざバチコンが釣りやすい状況を探してはくれないと思います。ですから、コマセで釣っているような魚を同じように釣っていくことで、釣果は伸びると思います。

一回これで束でも釣れば説得力がありますが、そんなに釣っても食べられないし、そんな状況なら選んでデカいのを釣るには?とかメタルジグで釣りたいとかになっちゃいます。また、子供を遊ばせて釣りを上達させる がメインの目的で、どんな状況でも対応できることを学ぶのが重要なので、数釣りはしないです。


タックル

ロッド    :  Soare XR S610L-S
リール    :  Soare XR C2000SSHG
ライン    :  Seaguar PEX8 0.4号 7.4lb. 150m

ロッド    :  Soare CI4+ S610L-S
リール    :  17 Soare CI4+ 2000S HG
ライン    : Seaguar PEX8 0.4号 7.4lb. 150m

ロッド    :  SKUAD  SKC-ST66UL/L-AJING
リール    :  Scopion BFS XG Left (Avail 90mm LTハンドル EVAスリムノブ)
ライン    :  ANSWER EGING PE×4 0.5号 10lb. 150m

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