アジングにおすすめのリール10選!

こんなタイトルの記事をよく見かけますよね。読むと薄っぺらいことが書いてあって初心者向けかなと思ったらステラを薦めてたりよくわからないやつ。
もちろんいきなりステラもありですけどね。なかがーさんに聞いたステラは三万円だから安い!理論は嘘ではないし(買うときは六万円だが、四年経っても三万円で売れるので、三万円で新しくできるという考え)。

そういった記事のアンチテーゼというわけではないですが、気付いたことがあったので投稿します。
ことの発端は、アジングのソアレCI4+ 2000S HGを使っていて、なんか使いやすいなあと思ったことから。その要因の一つがロングストロークで、見た目にも長いスプールがついてます。ロングキャストするわけでもないので、なんとなくなんですが、サイズ感含めていいな と。
もちろん真価を発揮するのはロングキャスト時なんでしょうけどね。。。

シマノ スピニングリールのロングストローク化。ステラみたいに長いスプールをストラディックまでもが採用!と騒いでますよね。
でも見た目にも2000S HGほどロングストロークに見えないけどなあ。。
じゃあ、実際どうなんだと調べてみました。

○アジング PEラインを使った釣りに向いたスピニングリール

まず大前提として、飛距離を出したいとかボトムを取りたいという理由である程度重いものを使い、感度もほしい という釣りだということ。そうでない場合、PEはアジングに向きません。私は2g以下にPEは使いません。
当然、ロッドも6ft後半から8ft近くまでと長くなり、極端な軽量モデルのリールではバランスが取りにくくなります。全体が軽いからバランスなんか関係ないという人もいますけど、私はそう思いません。


 このようにどのくらいロングストロークになったの?を調べてみました。優れたところはピンク、マイナス面はグレーでハイライトしています。
15ツインパワーなどのステラ以外のスピニングC2000番は確かにショートストロークです。一方、ソアレやストラディックCI4+(書いてないけどコンプレックスもね)の2000番やC2500番に関しては、ストロークが十分に長いことがわかります。ステラ同等のロングストローク化をはたしたモデルでは、C2000番でも13.5mmとストロークが長くなっています。しかし、C2500番に関しては、なんとスプールサイズがC2000と同じであり、ストロークに関しては、前述の2000番より1mm短くなっています。全てがロングストローク化したというわけではないということですね。
とは言え、43/13.5というのはバランスがいいと思うので、マイナス1mmは実釣上大した違いではないと思います。
オススメはソアレですが、ストラディックの185gというのは頑張ったなという感じ。7ft前後にはベストな重さだと思います。一部のカリカリロッドには合わないかもですが、そういう場合はさらに軽量なモデルを選べばいいのかなと。


○アジング エステルラインを使った釣りに向いたスピニングリール

PEラインでのアジングは、ボートが多い私にはメインですが、エステルラインを使ったジグ単がアジングのメインストリームです。エステルラインには小径のスプールがいいと書いてあるのを見かけます。間違いではないですが、エステルラインに限ったことではないので、軽量のジグを投げる場合は と言ったほうがいいかも知れません。ルアーが軽量になるとガイドによる抵抗が飛距離や使用感に大きく影響します。スプールの径が大きくなると、バットガイドのすり抜けが悪くなり(抵抗が大きくなり)、飛距離が出ません。同様にロッドが長くなればその分ガイドが増え抵抗が増します。軽量のジグ単にロングロッドが適さないのは、感度面だけでなく飛距離への影響も含めての話です。ロッドの長さは6ft.前後、それなりに軽量のリールでバランスが取れます。同時にスプールの径も小さいほうが飛距離も出るといった感じです。
前提が長いですが、日本の釣り業界は、肝になる部分をあえて書かない言わないで、イメージ戦略を使って売るという傾向があるからです。逆にそういった情報を多く発信しているメーカーは信頼できると思います。
では、小径のスプールとは?ですが、安価でエキスパートたちからも支持された12アルテグラ1000Sで42mm。実はシマノの以前のスプールは1000もC2000も同径でした。なので私もジグ単には16ヴァンキッシュC2000Sを使っています。一方、ダイワは以前のスプール1003も現行のLT1000も40mm。1000番に関してはシマノがダイワに歩み寄った感じになっています。なので、ダイワのリールも調べてみました。




こう見ると、ストラディックは重く、Soare BBのロッドや7ft.前後のロッドでないと合わないかも知れません。シマノの500番は確かに軽いですが、リール本体の構造が古く、別のクラッシックなリールになってしまい値段に対する性能という意味で???です。超ショートロッドにアンダー150gのリールをやりたい場合、EXISTかVanquishの二択ですね。シマノに関しては次期ストラディックやソアレのCI4+に期待といった感じでしょうか。
ダイワはLTコンセプト以前のモデルですが、セオリーが実売25,000円を切るのに155gと16Vanquishと変わらぬ軽さ。LTでは安価なカルディアが170gと、この釣りにあったリールになっていますね。LTのルビアスが出れば、相当アジングに適してるのではないでしょうか。
実はカルディアがダイワを離れたきっかけになったので、まだ触手は動きません。しかし、最近は品質も上がっているばす?です。2004でシーバス釣りまくっていたらガタが出て。。。という少し厳しいものではありましたが、まわりの人にも不具合が連発している頃があって、そこでぜーーんぶシマノになっていきました。
あとはシマノのロッドが素晴らしく、シマノにダイワという組み合わせはしたくなかったというのもありますけどね。

私はステラかヴァンキッシュの1000SSSSSSSSSSPGがほしくなりました。。。でも前回釣行で36匹中1匹だけジグ単で釣り、しかも船だからアンダーフリップで投げたというこんな私には必要ないことはこんな私でもわかるので買いません!

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