東京湾バチコン用スピニングリール考察

 現在、バチコンで使っているメインのスピニングリールは、Soare CI4+ 2000S HGです。

2000番のロングストロークスプール(径が43mmでストロークが14.5mm)がついていて、1回転の最大巻上長が81㎝自重が180gです。今後出てこない型番だとは思いますが、スプールに関しては、ロングストローク化した現行汎用機 C2500(C2000と共通スプール)の43mm/13.5mmより1mmストロークが長いです、素敵です。ただ後述のVANFORD C2500SHGなどはボディが2500番でハンドルが50mmあるのに160gしかなく、新しいものは確実に進歩しているんだろうなあというスペックです。

この巻上げ81㎝というのが手返しよくボトム付近のアジを釣るのに適していて、C2000のノーマルギアだとできないことは全くないですが、煩わしいです。

次にスプール径ですが、2500番よりは2000番を使いたいです。理由は、使うロッドのガイドです。ほとんどのアジングロッドが小口径ガイドで、使うリールは2000番までを想定して作ってある感じです。2500番のスプールではラインの放出がスムーズでない可能性があります。実際、やっていないので何ともですが、ロッドとのバランスもとりづらいです。

自重については、使うロッドが7ft.前後ですので、180gくらいでちょうどいいと思います。ロッドが70gを切っているようなものの場合は、多少の先おもりはありますが、150g台の最軽量クラスを組み合わせても、全体が軽くなるのでそれはそれでいけるでしょう。

シンカーが1oz.位になる場合もあるので、できれば50㎜のハンドルがついていて巻上げパワーもあったほうがいいです。

これらの条件から、チヌ用、フィネスバス用(ソルト対応)が適していると言えます。


シマノでは


VANFORD C2500SHG 2000番スプールに2500番ボディで160g、巻取り81㎝でハンドル長が50mm。完璧です、見た目以外は。この黒赤という色は釣り業界で常に人気らしく、力の入ったモデルだということはわかりますが、私のように好きじゃない人もいます。あとの欠点は、重いロッドと相性が悪いくらいですね。


同じくVanquishの同型番も。ジグ単の繊細な釣りにVanquishは必要だと思います、私もそこは使い続けます。でもバチコンに必要かと言われるとそこまではいらないので、中堅どころで遊びたい領域です。

重さが180gでハンドルが45mになりますが、ステラにも同じ型番が存在します。こちらも遊び心が満たされないので・・・ライトソルトにできるだけハイエンドは持ち込みたくない。


ダイワだとけっこう難しく、Luviasで調べると、FC LT2500S-XHというモデルがあって155gで50㎜ハンドルがついているのですが、スプールが2500番でボディが1000番というシマノの逆発想モデルになっています。スプール径を考えると、LT-2000S-XHというモデルがあって150gでハンドル長50mmといい感じですが、これだとシマノのC2000ハイギアと同じということになるので、特にここにあげる必要はないかなと。ただセルテートの4000番は3000番ボディでも4000番のツインパ同等かそれ以上に巻上げトルクがあるので、モノコックボディだから問題ないという可能性はあります。


21年モデルがまだわからない状況。。。ルビアスの金属モデル、ルビアスエアリティを調べてみるとLT2000S-Hという少しギア比が低いちょうどいい感じのモデルがありますが、見た目が好きじゃない・・・VANFORDも見た目さえよければそれでいいのですが嫌いなものは仕方ない。ソアレやコンプレックスといった専用機がVANFORDベースで出る可能性が高いのでそれを待つのが正解っぽいです。17コンプレックスCI4+ C2500S F4 HGは、私のソアレとほとんど同じで、これの21年度版がいいかもです。16ストラディックCi4+が出た翌年にソアレもコンプレックスも出ています。ハンドルがCI4+になっているだけでかなりお得感があって見た目も改善されるので、そこに期待したいです。

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