2025年 ライトゲーム用 軽量スピニングリール
かなり前にジグ単で使える軽量リールの記事を書きましたが、かなり事情が変わってきたので再度まとめてみます。
なぜ軽量リールだけまとめるかというと、以下の持論に当てはまらない特殊なものだからです。
汎用スピニングリールは、どんな釣りでもある程度の品質があれば十分で、ステラじゃなきゃダメとかそういったことは全く無いと思います。自分は22ステラC3000MHGとC5000XGを使っていますが、同じ型番の20ツインパワーでも全く問題ないし、もっと言えば今のアルテグラでも問題ないだろうと思います。正直10万円を超えるようなスピニングリールはマグロキャスティングで使うSW機以外に必要性を感じません。SW20000まで使っていますが、そもそもステラ、ソルティガしか選択肢がないです。それでも壊れる世界なので、汎用機とは別世界。汎用機の一番負荷が高いレベルで、C5000クラスでのシイラ、サワラあたり。カツオは大きさによっては汎用機じゃきついかな。とにかくその辺ですが、アルテグラでも大丈夫、そこまで行くとナスキーではドラグが止まらなかったりしたので、ちょっと厳しいですが、シーバスクラスならナスキーでもぜんぜんいけます。
ここに当てはまらないのが、軽量リール。タックルの軽さが大きく釣果に影響するような使い方です。アジングは、重量バランスが取れていないと釣りにならない場合もあります。ただ軽いだけではなく、そのロッドにあったリールでバランスをとる必要があります。同じジグ単用ロッドであっても、5ftのロッドに合うリールと7ftのロッドに合うリールは違います。そしてリールの剛性が強いとそのものの感度は落ちるので、高ければいいわけでもありません(ただし、ダイワはSTというチューンドモデルがある)。逆に言うと、ある程度の性能を満たしさえすれば安いリールでもまったく問題ありません。ただし、軽くて安いリールというのはあまり無く、軽ければ軽いほど高い傾向にあります。
前置きが長くなりましたが、軽量リールの重量と実売価格をグラフにしました。ちなみにイグジストとステラがないのは、高価ですが最軽量ではなく、どちらかというと所有欲に働きかけるリールで分かりづらくなるからです。
- 140g未満のリール
唯一ダイワが130g、135gの機種を出しています(知らないだけで他にあったらごめんなさい)。25 Soare XR 500SPGが135gですが、500番は特殊なリールで汎用性がないので、除外します。エアリティもルビアスも複数型番があって、ST(SENSITIVE TUNE)という巻きを軽くしたモデルも選べます。先代ルビアスをバチコンで使っていますが、巻き始めに重さがあってそこだけマイナスだと思っていましたが、今ならSTSFモデルを買えばいいわけです。軽すぎると思ったらLTモデルを選べば+10gです。エアリティはPC LT3000を使っていますが、名機と呼んでいいと思います。超軽量リールなのに異様なまでの選択肢の広さで、ここはダイワの独壇場ですね。
- 140~170gのリール
見た目と懐事情でどれを選んでもいいと思いますが、145gくらいのリールが欲しいと思ったら、私の場合、表にはないですがルビアスST LT2000S-P 145g 31,850円(Amazon)を選びます。お金をかけてもいいと思ったら、エアリティですね。もうVanquishは選ばないと思います。実際には先々代Vanquishを使い続けるだけですが。。。ZENONは、好きな人が使うって感じですね。25年発売のSoare XR、CALDIAもロッドバランスが許せばいい選択だと思います。
- 170g~180gのリール
このレガリスとミラベルの存在がとっても大事だと思います。特にレガリスのLT2000S-Pが‘175gで8,049円(Amazon)というのはすごいです。ボートでのライトゲーム息子用にLT2500S-XHを買いましたが、触ってみた感じはXHなので巻き始めの重さはありますが、全体的にすごくいいです(実戦はまだ)。175gなら、6ft後半のアジングロッドとかでバランスがとれそうですし、使える場面は多そうです。
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