ベイトフィネスのリールについて その2

この投稿をしてもうすぐ2年。まさか16アルデバランBFS XGがマグネットブレーキになるとは思わなかった。

今は多様化が進んだねー、自分の見解も変わったし人気記事(少ない閲覧数だけど)だから書き直しが必要かと。

ベイトフィネスっていう言葉は便利。よくよく考えると、イケてない名前というか、意味わかんないというか(そんなこと言ったらベイトリールって呼び方をなんとかしたいが、俺だけキャスティングリールとか言うほど空気読まない人でもない)・・・でもキャッチーだから閲覧数が増えるわけで・・・とにかくこの2年で変わったなあと思うことを。

・下糸、必要な糸巻量の考え方
 なにげにベイトフィネスブームがルアーフィッシングに与えた一番の効果だと思う。
 軽量ルアーをベイトリールで扱うには、スプールの総重量が少ないほうがいい 
 ⇒下糸をPEなどの軽いものへ
 ⇒そもそも下糸がいらない浅溝スプール
 ⇒近距離戦特化なので8lb.50Mも巻ければいいよね、12lb. 30Mとかでもいい
 ⇒その日の状況によってラインを積極的に変えよう(どうせちょっとしか使わないし)
 という流れ、ルアーフィッシング全体に、そもそも下糸とか過剰ともいえる糸巻量なんか いらないんじゃないの? 12lb. 75Mとかあればいいじゃんか そのほうがフレッシュな ラインが使える。この考えが浸透した結果、ベイトリールの釣り全般が、スプール総重量の減少、ラインの質の恩恵を受けてよりトラブルレスになったと思います。
トラブルがないから糸巻量が少なくて済むのか、糸巻量が少ないからトラブルがないのか どっちにしても30Mくらいその場で巻いもいいし、ライン持ち歩いたっていいじゃん
くらいの考えになりました。
他にも、扱うルアーの重量によってスプール径が細分化されたとかもありますね。重いルアーはスプール径がそれなり無いと飛距離が伸びないとか、あんま今まで考えなかったもんな。シマノは比較的細分化されていたかな?とにかくスプール周りのユーザー側の意識が相当変わったと思います。

・汎用性(扱えるルアーの重さや釣りの種類に対し)
ここ二年の話ではないけど、ギアは6.x~8.xまでいろいろな軽量ルアー用のリールが 出ていますね。軽量プラグをベイトでって釣り方は昔から存在していたけど、道具の進化でやりやすくなった。10年以上前から軽量プラグに向いたリールは存在していたけど、今はフィネス用なんか意識しなくてもそれくらいできちゃうよっていう懐の深いリールが多くなりました。

・バス以外の世界へ
バスフィッシングにおけるベイトフィネスのリールは以前の投稿にある特殊用途と そうではないけど、軽いのが扱えるやつ とか 
このフィールドはスピニングじゃね?とか
使わないことも含めて成熟したというか、最近あんまり関わってないのでわかんないですけどね。
面白いのはソルトとか他のルアーフィッシングでも一般化されたこと。その中でブレニアスのように 0.4号とか扱えるリールも出てきました。PEラインとの親和性が上がりましね。 フィネスではないですけど、バスでPEっていうとフロッグとかパンチング用途の50lb.以上とか。
今はシーバスを意識した1号とかそういう太さのPEを扱えるものが増えました。
ブレニアスってこの辺までカバーしちゃうんで何気にすごい使えます。実際は細糸でなければ13メタニウムを使っていてそれで十分なんですけどね。


T3 AIR手放して、REVO LTいじったの使ってるのは、ソルト対応ってだけでは無くて、まあ色々できるのさ、本当。いじるの前提だし、細かい気に入らないところはあるんだけど、実釣性能はすごく高い。

今のラインナップみるとそんな感じで、なんでもこいよ!ってなフィネスなリールが増えたよねって言いたいだけの投稿かw

コメント

naka さんの投稿…
T3手放したの?
ゆ♨ さんの投稿…
はい、カリカリ淡水チューンは必要ないと判断しました。リセールバリューが凄いのでREVO LT買っていじってもおつりがきます。
naka さんの投稿…
あれ淡水専用か。
まだ釣りに行けてない。
GWが、暦どおりなんでその際に色々回ろうと考えている。
ゆ♨ さんの投稿…
東北ロックフィッシュ!!!
いいなああ。旨いし。

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